データ知識協調モデルにおける代理クラスとその応用

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概要

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データ知識協調モデルは分散したデータベースと知識ベースを統合するための有効なモデルである。その実現には、独立なデータベースと知識ベースに蓄えられているデータと知識が協調のためのコンテキストモジュールの中でどのような形で移入および利用されるかという問題点がある。コピーを用いると、データ知識重複といった問題が生じる。従来のビューでは、移入されたデータと知識の自律性が弱く、特に、それらの更新はビュー変更という困難な問題を引き起こす。我々はコンテキストモジュールの中に移入されたデータと知識を独立なデータと知識の代理と見なすことを提案し、データと知識の代理状況を記述するために、代理クラスをデータ知識協調モデルに導入した。移入されたデータと知識は代理クラスのインスタンスとして利用されると、データ知識協調の柔軟性および効率が高まることになり、従来の方式の問題の解決も可能になる。本稿では、代理クラスの導入およびその応用について検討する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-11-19

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