データ知識協調モデルのオブジェクト指向方式による実現法
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概要
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データベースや知識ベースの応用分野の拡大によって、データベースと知識ベースの協調が非常に重要となっている。一つの問題点は応用が異なると用いられるデータと知識の組合せが異なることである。このため、我々はデータ知識協調モデルを提案した。このモデルでは、データベースと知識ベースが中間にあるコンテキストモジュール中の一つの階層を介して動的に結合することができる。コンテキストモジュール中には複数の階層が存在し、これらの階層の協調により、より複雑な問題を扱うことも可能である。本稿では、Smalltalkシステムにより、データと知識の統合を実現する方式について検討した結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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