超音波利用粉体搬送デバイスの搬送量精度に関する検討(強力超音波)

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概要

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化学、製薬、食品諸工業あるいはバイオテクノロジーなどの諸分野において、原料粉体が微細化、微少量化の傾向が進んでいる。そこで、粉体状の物質の高精度な供給の実現が望まれている。しかし、現状では機械方式、空気方式が主流であるために微少量、高精度搬送は困難である。本報告では、中村ら(東工大)によって提案されているファイバ位置決め用アクチュエータの原理を粉体搬送に利用し、励振した振動モードの波長によって停滞した粉体量が決定する事に着目し、高精度の粉体搬送の可能性を検討した。その結果、粉体によって依存するが、定量的搬送が可能であることを確認したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-12-11

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