ミトコンドリア・シトクローム b 遺伝子によるマサバおよびゴマサバの種判別とホルマリン固定浮遊卵同定への応用
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概要
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マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を成魚の筋肉から調製した全DNAを鋳型にPCRで増幅し, その塩基配列を決定した。1,140塩基のうち16塩基に種間変異がみられた。マサバおよびゴマサバのシトクロームb遺伝子を種特異的に2断片に消化する制限酵素として, それぞれMvaIおよびMboIを検索した。さらに, この消化パターンを指標に用いて, 形態による手法では困難なサバ属浮遊卵の種判別を可能にした。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2001-01-15
著者
-
渡部 終五
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
三谷 勇
神奈川県水産総合研究所
-
福井 篤
東海大学大学院生物科学研究科
-
瀬崎 啓次郎
日本エヌ・ユー・エス株式会社
-
福井 篤
東海大学海洋学部水産学科
-
瀬崎 啓次郎
日本冷凍食品検査協会
-
久保島 康子
神奈川県横須賀三浦地区農政事務所
-
久保島 康子
神奈川県水産総合研究所:(現)神奈川県環境農政部水産課
-
福井 篤
東海大 海洋
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