飼育下でのサクラエビの脱皮について
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概要
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飼育下においてサクラエビ成体の脱皮について調べた。脱皮率は水温10°Cで13.0%,14°Cで47.3%, 22°Cで77.2%であり,水温の上昇にともない高くなった。1日の水温を昼12°C-夜18°C,および昼18°C-夜12°Cに変化させると,昼夜を問わず,水温12°Cより18°Cでの脱皮が多かった。脱皮間隔は7〜12日で,1回の脱皮で0.4〜1.9%の頭胸甲長が増大した。脱皮は20〜40秒間で終丁した。脱皮の前の20〜30分間と後の60〜100分間では横倒しで着底していた。
- 2003-05-15
著者
-
喜多 賢治
東海大学海洋学部水産学科
-
福井 篤
東海大学大学院生物科学研究科
-
福井 篤
東海大学海洋学部水産学科
-
魚谷 逸朗
東海大学海洋学部水産学科
-
土屋 崇生
東海大学海洋学部水産学科
-
神戸 祐一
東海大学海洋学部水産学科
-
福井 篤
東海大 海洋
-
魚谷 逸朗
東海大学海洋学部
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