流水式海水電解装置の魚類病原細菌およびウイルスに対する殺菌効果
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概要
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流水式海水電解装置を用い, 魚類病原細菌あるいはウイルスを懸濁した3%食塩水を直接電気分解して生成した次亜塩素酸による殺菌・不活化効果を検討すると共に飼育用水の殺菌効果も検討した。次亜塩素酸濃度0.07∿0.14mg/l, 1分間の処理で供試細菌が99.9%以上, 0.49∿0.58mg/l, 1分間の処理で供試ウイルスが99.99%以上不活化され, 市販の次亜塩素酸より高い殺菌効果を示し, 試薬特級NaClを電解した場合, 最も殺菌効果が高かった。飼育用濾過海水については1mg/l, 1分間の処理で99.99%以上の殺菌効果が得られた。
- 2000-11-15
著者
-
笠井 久会
北海道大学大学院水産科学研究院
-
吉水 守
北海道大学大学院水産科学研究院
-
渡辺 研一
(独)水産総合研究センター養殖研究所病害防除部種苗期疾病研究グループ
-
渡辺 研一
日本栽培漁業協会厚岸事業場
-
渡辺 研一
独立行政法人水産総合研究センター古満目栽培漁業センター
-
渡辺 研一
(独)水産総合研究センター古満目栽培漁業センター
-
吉水 守
北海道大学大学院水産科学研究科 応用生物科学講座
-
石川 麻美
北海道大学大学院水産科学研究科
-
堀 友花
北海道大学大学院水産科学研究科
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