14. ガラス化法およびビーズガラス化法を用いた培養植物茎頂の超低温保存(平成14年度第48回低温生物工学会研究報告)
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概要
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In vitro-grown apical shoot tips of Gentiana were successfully cryopreserved by vitrification (V) and encapsulation-vitrification (EV) protocols. We optimized and compared the V and EV protocols. Although both protocols resulted in a relatively high survival rate, the EV protocol seemed to have several distinct advantages. First, the survival rate of shoot tips cryopreserved by the EV protocol was much greater than that by the V protocol under optimized conditions. Second, the range of optimum treatment period by vitrification solution (PVS2 solution) was considerably wider with the EV protocol than with the V protocol. Third, after rewarming from liquid nitrogen temperature, the cryopreserved shoot tips showed more vigorous growth for the EV protocol than the V protocol. With the optimum EV protocol, we succeeded to cryopreserve shoot tips from 10 different lines of Gentiana and uniformly obtained high survival rate. Thus, the EV protocol appears to be promising for cryopreservation of a wide range of plant germplasm.
- 低温生物工学会の論文
- 2002-12-28
著者
-
上村 松生
岩手大学農学部附属寒冷バイオフロンティア研究センター
-
上村 松生
Dept. Agronomy Cornell Univ.
-
田中 大介
農業生物資源研究所ジーンバンク
-
新野 孝男
農林水産省東北農業試験場
-
新野 孝男
農業生物資源研究所
-
日影 孝志
安代町花き開発センター
-
田中 大介
岩手大学農学部
-
五十鈴川 寛司
山形園試
-
五十鈴川 寛司
山形農総研セ
-
田中 大介
岩手大・院・連合農学
-
新野 孝男
(独)東北農研センター
-
五十鈴川 寛司
山形県立園芸試
-
上村 松生
岩手大・院・連合農学
-
上村 松生
岩手大学農学部
-
上村 松生
岩手大学農学部寒冷バイオフロンティア研究センター:岩手大学21世紀coe
-
上村 松生
岩手大学農学部附属寒冷バイオシステム研究センター
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