Webブラウザ操作の記録・再生システム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、Webブラウザ上での操作を記録・再生するシステムの仕組みについて説明する。本システムは、ユーザのWebブラウザ上での操作を検出し、イベント列としてテキスト・ファイルに保存する。また、Webブラウザを制御することにより、記録されたイベント列を再生することも可能である。本技術を用いることにより、Webサイト上でのユーザの振る舞いを検出し、実際の操作を再現することが可能となる。また、記録した操作列を利用した自動実行型のプレゼンテーション・パッケージをユーザに提供することも可能となる。本システムはJava実行環境を持つ通常のWebブラウザ上で動作する。また、インターネット上の通常のWebページに対して適応できるため、操作の記録用の特殊なページを準備する必要はない。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-11-18
著者
-
中島 周
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
安藤 史郎
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
青木 義則
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
青木 義則
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
-
中島 周
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所:(現)日本アイ・ビー・エム株式会社ビジネス・イノベーション・サービス
関連論文
- マルチメディア会議システムRTPにおける共有黒板の制御方式
- 仮想会議システム(5)共有アプリケーション
- 仮想会議システム(4)会議制御
- 仮想会議システム(3)通信
- 仮想会議システム(2)ユーザインタフェース
- 仮想会議システム(1)アーキテクチャ
- Virtual Conference Room : 多人数遠隔実時間マルチメディア会議システム(2)実現
- Virtual Conference Room : 多人数遠隔実時間マルチメディア会議システム(1)設計
- 共有ウィンドウと動画を用いた遠隔マルチメディアプレゼンテーションシステム
- MML環境における自動ファイル複製システム(2)技術的側面
- MML環境における自動ファイル複製システム(1)概要
- 遅延実行によるマイクロ・メインフレーム結合の拡張とその適用
- 電子メールを利用したエンドユーザ向けのプログラミング環境
- マウス挙動に基づくテキスト部分抽出方式と抽出キーワードの有効性に関する検証(マルチメディアコミュニケーションシステム)
- Webブラウザ操作の検出・再生技術とそのマーケティングへの応用の検討
- Webブラウザ操作の検出・再生技術とそのマーケティングへの応用の検討
- マルチメディア会議システムRTPにおけるリアルタイム録画再生方式
- マルチメディア会議システムRTPと電子白板との組合せによる教育への応用
- WWWブラウザ共有技術を応用した同期型遠隔教育の実験
- Webレコーダの教育的利用とその効果
- Web レコーダの教育的利用とその効果
- Just in Time Proxy : 必要な時に必要なだけ使用できるプロキシ機能作成法
- Webブラウザ操作の記録・再生システム
- セルフサービス金融端末への共同作業技術の応用
- 非対称共同作業のためのプラットフォーム : MCC(3) 共有黒板・ユーザインタフェース
- 非対称共同作業のためのプラットフォーム : MCC(2) 通信・ビデオ機能
- 非対称共同作業のためのプラットフォーム : MCC(1)アプリケーションインタフェース
- 共有黒板のハイパーメディア化とその応用
- 遠隔契約システム (3)共有アプリケーションによるイメージ処理
- 遠隔契約システム (2)マルチメディア通信制御
- 遠隔契約システム (1)全体構成
- 遠隔地における共同作業のための投影を用いたユーザインタフェース
- 共有ウィンドウシステムにおけるテレポインティングの問題
- n 対 n 通信のための2段相互マルチキャスト
- 固定重み付き分散マッチメイキングのプロセスグループ構成法
- 負荷分散法の最適化に関する一考察
- 有限射影平面を利用した効率のよい分散合意プロトコル