固定重み付き分散マッチメイキングのプロセスグループ構成法
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概要
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分散マッチメイキングは,ネットワーク内のネームサービスや排他制御を分散的に実行するための方法である.その効率は実行時に必要となる通信量で表され,その値を決めるのはある性質を持ったプロセスグループの要素数である.[1]では重みなしの分散マッチメイキングの効率の下限が示され,プロセス数nが自然数の2乗に等しい場合についていくつかのプロセスグループの構成例が示された.本稿では,各プロセスが同じ負荷を分担する場合について,一般の自然数nに対して最適なプロセスグループ構成法を与え,その構成法の応用が固定重み付きの場合にも効率の良いプロセスグループを作ることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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