共有メモリ型マルチプロセッサを用いた通信プロトコルの並列処理方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、伝送路の高速化に伴い、通信プロトコル処理の高性能化が重要な課題となっている。また、最近のワークステーションでは、メモリを共有するマルチプロセッサ構成が広く採用されている。このため、共有メモリ型マルチプロセッサ上での通信プロトコルの並列処理方式が重要となっている。そこで筆者らは、オペレーティングシステムのサポートするスレッドを用いて、1つのレイヤのプロトコル処理を個別のプロセッサを割り当てる方式を検討している。本稿では、筆者らのプロトコルの並列処理方式に関して、スレッド間での同期を極力避けるためのレイヤ間のインタフェース方式やバッファ管理方式などの詳細設計について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-02
著者
関連論文
- インテリジェントOSI7層リンクモニタの実装
- OSI7層リンクモニタ
- 大特集「ネットワークアーキテクチャ (開放型システム間相互接続) の標準化動向」の編集にあたって
- 広域通信のためのTCPの高速化に関する一検討
- WWW用インテリジェントプロトコルアナライザ
- PHSデータ通信プロトコル(PIAFS)上でのTCP/IP通信実験
- 1.3 私の2010年と通信網の超高速・高機能化 ( 2010年マルチメディアコミュニケーションと社会)
- 通信ソフトウェアの誤りを検出するインテリジェントOSI7層リンクモニタの構想と設計
- レート制御機構を有するXTPプロトコルの実装における輻輳回避手順に関する検討
- 高速通信プロトコルにおけるレート制御機構の実装に関する検討