分散処理システムの相互接続のためのRPCプロトコル変換
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概要
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複数の計算機を高速のネットワークで有機的に結合する分散処理システムの開発が広く行われている。現実の計算機環境では、異なった機種の計算機が目的に応じて使用されるため、分散処理システムについても、複数のシステムが共存しつつ普及していくと予想される。このような環境では、異なる分散処理システムを相互接続し、個々のシステムの特質を活かしながらより高度な分散処理を実現することが重要となる。現在の分散処理システムの多くがクライアントサーバ・モデルに基づくRPC(Remote Procedure Call)に従っているため、分散処理システムの相互接続は、異なる分散処理システム上で稼働するクライアントとサーバの間でRPCを提供するという問題に帰着できる[1]。本稿では、分散処理システムの相互接続のためのRPCのプロトコル変換について、その課題と実現方法について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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