没入型コミュニケーション技術に関する最新研究動向
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概要
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筆者らは「場」の通信と名付け,遠隔地にいる人があたかも同じ場所にいるかのような状況(没入型コミュニケーション)を作りだし,遠隔会議や遠隔教育に応用する研究を進めている.没入型コミュニケーションでは,送信者およびその周囲の環境を3次元的に入力し,符号化・伝送して受信者側に3次元的に再現し,双方が同じ世界に没入しているかのような感覚を作り出す.究極的には人間の五感に関わる情報を全て扱う必要がある.没入型コミュニケーションの実現に向け,VR (Virtual Reality), MR (Mixed Reality)分野を中心に,内外各所で要素技術・応用技術の研究が盛んに行われている.本稿では,没入型コミュニケーション実現に必要な技術に関する最新の研究動向についてまとめる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-10-15
著者
-
河野 隆志
Nttサイバースペース研究所
-
志和 新一
NTTサイバースペース研究所
-
石橋 聡
NTTサイバースペース研究所
-
志和 新一
ATR通信システム研究所
-
志和 新一
Ntt サイバースペース研究所
-
志和 新一
Nttヒューマンインタフェース研究所
-
志和 新一
Ntt ヒューマンインタフェース研
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