Sinusoidal modelを用いた楽音の接続について
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概要
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本稿では, Sinusoidal modelを用いた任意の音色の短い楽音の接続について述べる.楽音の接続は, 定常楽音のサンプルに音楽情報を付与し, 楽句を合成することを目的とした研究の要素技術の一つと位置付けている.本研究では, 接続時点の部分音の最適な対応関係を, 瞬時周波数以外の属性も用いて見い出し, マッチングした二つの部分音を線型補間することで接続を行なう.より一般的な有限集合上の狭義単調な局所探索マッチングを問題を解くアルゴリズムの概略も論じる.また, 得られた接続音について, 原音の定常部分とのスペクトルの親近度についての評価結果についても報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-02-19
著者
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榊原 健一
日本電信電話株式会社nttコミュニケーション科学基礎研究所
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小坂 直敏
日本電信電話株式会社 NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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小坂 直敏
NTT基礎研究所
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榊原 健一
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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小坂 直敏
Ntt コミュニケーション科学基礎研
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榊原 健一
NTT基礎研究所
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榊原 健一
北海道医療大学心理科学部言語聴覚療法学科
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