ジャズの独奏の変化に対応する自動伴奏システム

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概要

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本稿では、ジャズを対象としたテンポが一定の自動伴奏システムについて述べる。従来の研究では、テンションパラメータという独奏者の意図に相当するパラメータを1つだけ求め、その値をもとに用意してある数種類の伴奏パターンを切替えて出力していた。本研究では、独奏者の意図を5種類のパラメータとして算出することによって、その意図をより詳細に理解する。これらのパラメータを用いて、あらかじめ持っている伴奏用データの音量、音程、音数を直接変化させることで、より変化に富んだ伴奏を出力することができる。本システムを実装し、実際に人間のピアノ演奏を入力して実験した結果、独奏の変化に対応したベース、ドラムスの伴奏が得られた。
1995-02-24

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