誘導結合プラズマ質量分析法による自動車用フロントガラス中の微量不純物の定量
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概要
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The application of ICP-MS for the determination of trace impurities in windshield glass was examined in order to discriminate glass fragments from different origins. About 10 mg of fragments were accurately weighed and dissolved in a mixture of 0.5 ml of HF and 0.5 ml of HCIO_4 by heating in a microwave oven for 2 hours. After dissolution was completed, 2ml of HNO_3 and 0.1 ml of a Pd solution (1000μg/ml) as an internal standard were added, followed by dilution to 25 ml with deionized distilled water. Seven elements (Co, Rb, Sr, Zr, Ba, La and Ce) were found to be useful for discrimination. These elements in NIST 612 (Trace Elements in Class) could be determined with an RSD less than 3.9%, and the obtained values were in good agreement with both the certified and reference values, except for Co and Zr. The proposed method was applied to 21 kinds of windshield glass taken from different automobiles. Of 210 pairs among 21 samples, 209 pairs were distinguishable.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1997-10-05
著者
-
鈴木 康弘
科学警察研究所
-
鈴木 真一
科学警察研究所
-
鈴木 康弘
名古屋大学
-
鈴木 康弘
警察庁科学警察研究所
-
杉田 律子
警察庁科学警察研究所
-
鈴木 真一
警察庁科学警察研究所
-
丸茂 義輝
警察庁科学警察研究所
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