並列論理型言語FlengのデバッガHyperDEBUにおける入出力トレ-ス

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概要

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並列論理型プログラムは、複数のゴールが互いに同期を取り合いながら並列にリダクションされていくので、逐次論理型プログラムと同様な手法でデバッグするのには限界がある。これはデバッガがプログラムに実行の様子を従来のように直線的に示すのでは不十分であるためである。これを解決するには、並列論理型言語に適した実行モデルを用いなければならない。Flengは我なの研究室で開発されたCommitted-Choice型言語であるが、このプログラムをデバッグするために、実行の様子を通信し合うプロセスとしてモデル化することを提案したHyperDEBUは、Flengプログラムをウインドウ環境の上にモデル化することによって、実行の様子をユーザにわかりやすく示し、また、実行に対してユーザーが視覚的に制御を行なえることを目指したものである。ここでは、HyperDEBUにおいてどのようにバグを探索していくことが可能か、そのデバッグ手法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1990-09-04

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