離散事象型並列シミュレータの実性能評価

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概要

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離散事象型シミュレーションの並列処理は、近年の大規模システムに対応する為には必須の技術である。この離散事象型並列シミュレーションの処理効率は、主にシミュレート対象システムの持つ並列性と並列シミュレータの性能に依存する。しかし、従来は並列シミュレーションの一問題であるデッドロック解決のためのオーバーヘッドが重要視され、他の要因についてはあまり考慮されていなかった。本稿では、並列シミュレータの性能を左右する要因について考察し、実際の待ち行列シミュレータでそれぞれが与える影響を実測した。
一般社団法人情報処理学会の論文
1994-09-20

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