書籍索引情報における文書画像構造解析手法

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概要

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書籍の文書画像構造解析を行う際、目次情報を解析することにより、書籍の論理構造を取り出すことができる。そして、検索を目的としたアプリケーションを想定して開発する場合、書籍の索引情報は、その書籍の最適なキーワードであると考えられる。特に、索引のページ番号を利用することにより、そのキーワードとリンクした最適な情報を取り出すことができると考えられる。また、各書籍の索引情報を利用することにより、電子図書館など大型ハイパーテキストを構築することが可能だと思われる。本稿は、書籍をハイパーテキストに変換する際、検索用のキーワードとして利用可能な索引情報を解析する手法について述べる。10種類の索引情報を用いて実験した結果、数字の書体による文字認識率が極端に低いものを除いた場合、約98%の索引情報を解析することができた。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-01-11

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