FPGAによるニューラルネットワーク・エミュレータのラピッドプロトタイピング
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概要
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ニューラルネットワークは,その特長として演算の高並列性を内包しており,複数の演算を同時に行うことで処理の高速化を図ることができる.LSI化を前提としたニューラルネットワーク・エミュレータを設計する場合には,アプリケーションを処理するために要求される演算器構成やネットワーク形態を早期に決定し直ちにプロトタイプの設計・実装を行える環境を提供する必要がある.そこで,我々の研究室で開発したマルチFPGA実装支援ツールを用いて,10万ゲートを越える規模のニューラルネットワーク・エミュレータを複数のFPGAへ分割実装した.本稿では,このバックプロバゲーション・アルゴリズムに基づくニューラルネットワークを文字認識に応用したシステムのラピッドプロトタイピング結果について報告する.
- 1995-09-20
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