帰納学習による分類機能をもった電子メールクライアントの開発
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概要
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最近のインターネットの普及によって企業の業務の中や教育機関ではインターネット・サービスの応用利用が増大している.その中でも特に電子メール利用の比重は大きい.その利用法は情報伝達(コミュニケーション)や共同作業,創造の場として,あるいは意思決定の手段としての利用など,その応用の可能性は高い.電子メールの活用には様々な効果を期待できるが,反面その取り扱いに多くの時間を費やさねばならなくなるという問題点も存在する.とりわけメールを分類,整理する作業に費やす時間が飛躍的に増大しており,効率的な活用の必要性が高まっている.本研究では,上述のような作業を軽減し,問題点を解消することを目指して自動分類の機能を持つ電子メールのためのインターフェースクライアントの開発を行.なっている.本クライアントは電子メールの分類に帰納論理プログラミングの枠組みを用いており,本稿ではその実装と有効性について,実験結果を示して報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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