セキュリティ教育のシラバスおよびコンテンツ

概要

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インターネット利用者の爆発的な増加に伴い, 不正侵入やコンピュータウイルスによる被害が急増している.しかしながら, セキュリティに対する知識はネットワーク管理者のみが保持するものであり, 一般ユーザはその対処法だけでなくインターネットの危険性についても認識していないのが現状である.このような背景の下, 本パネルでは, セキュリティ分野における教育の在り方について, どのような教育のコンテンツやコース, 実験方法を作成すればよいか, そのための教育方法, 実験環境等について考える.教育の場として大学や企業等を想定し, 教育対象はセキュリティサービスの提供者, 利用者, 攻撃者を挙げ, これらの対象について必要とされる人材教育の内容や現在の問題点なども考える.また, 一部の大学で実際に行われているセキュリティ教育の例も取り上げ議論するとともに, 各パネリストの立場からのセキュリティ教育への考えを述べ, 今後の方向付けを行う.特に, 企業内でどのような教育行われているかなどにも焦点をあてる.さらに, そうした教育の基礎は何かについても討論する予定である.これにより, セキュリティの教育を考える指針となれることを目標においたパネルを進めたい.
一般社団法人情報処理学会の論文
2001-09-15

セキュリティ教育のシラバスおよびコンテンツ

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