新聞記事からの情報抽出と多言語インデックス付与
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
新聞記事には政治、経済、技術など有効な情報が多く含まれており、国内外問わず新聞記事の提供サービスヘのニーズは高い。しかし単に大量の記事を提供しても、そこにはユーザにとって不要な情報が大量に含まれるため、ユーザは利用可能な情報を選別することが困難になる。このため新聞記事の提供サービスでは情報選別が不可欠であり、また幅広いユーザに対応する多言語化が必要であると考える。この2つの組合せによってユーザの知りたい情報に関する部分の翻訳結果を提供することで、ユーザはその結果を直接利用したり、元記事へのインデックスとして利用することができる。そこで我々は、ユーザが予め知りたいと指定した情報を新聞記事から抽出し、多言語で文章化するシステムを試作した。特に本稿では抽出対象としてマイクロエレクトロニクス(ME)機能情報を取り上げ、「誰がどのような半導体製造技術をどうしたのか」という情報を抽出し、多言語で文章化する手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
関連論文
- 英日翻訳システムを基にした多言語翻訳システムの構築
- MIIDAS : 情報の選別とEasy Readingのためのエピソード
- MIIDAS:情報の適合的選別による文書フィルタリング
- MIIDAS : 情報の選別的共有のためのオントロジ構築とその増進的学習
- 5W1H分類・ナビゲーションによる情報活用プラットフォーム
- 日本語入力による英文作成支援システム : 辞書学習
- 大規模データのセルフナビゲーショナルアクセス : SPIRAL Method
- 日英機械翻訳のための大規模慣用表現辞書の構築
- FEP型英文作成支援ツールにおける対話的曖昧性解消方式
- 新聞記事からの情報抽出システム : 指定情報の抽出と多言語文章による提示
- 新聞記事からの情報抽出と多言語インデックス付与
- キーワードと構文構造に基づくテキストからの情報抽出システム
- キーワードと構文構造に基づく情報抽出システムにおける文脈処理
- 辞書中の語義例文に基づく事例ベース動詞意味選択
- 辞書に事例を付記することによる訳語選択・意味選択機能の強化
- 商用機械翻訳ユーザ辞書の共通フォーマット設定に向けて (第54回全国大会 (平成9年前期 於 : 千葉工大) 大会優秀賞受賞論文 (11件)
- 機械翻訳ユーザ辞書データ流通のための共通フォーマット : アジア太平洋機械翻訳協会の活動報告
- 商用機械翻訳ユーザ辞書の共通フォーマット設定に向けて
- 日本語文章からの文章骨格の抽出
- OCRの認識誤り訂正における学習の効果
- 機械翻訳ユーザ辞書データ流通・相互利用のための共通フォーマット設定活動 : アジア太平洋機械翻訳協会の活動報告
- 日本語助数詞の分析 : 名詞と助数詞の統語的差異
- 程度表現の意味モデル
- 意味表現における関係概念の扱い
- 翻訳機能付きワープロ : 不安と疲れを感じさせないインタフェース
- 概念説明文の文体と翻訳時の同義性確保の指針
- 複数言語で記述した概念説明文の開発手法
- 機械翻訳システムPIVOTにおける格パターンの処理
- 機械翻訳システムPIVOTの日本語格フレームモデル
- 機械翻訳システムPIVOTにおける格パターン選択について
- テレビニュース番組電子化原稿を題材とした自動要約手法の大規模評価
- アイデアインテグレーション環境
- Augmented Dependency Grammar(ADG)の意味構造(II)