プログラミング質問応答システムLisp-PALの実現と評価
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概要
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近年,ソフトウェアの需要が増大するに従い,ソフトウェア開発の生産性の向上と開発要員の教育が重要な課題となっている。我々はこの課題に対応し,プログラマの知識を活用した質問応答システムLisp-PAL(Lisp Programming Assistant for Learners)を開発した。Lisp-PALは, Lispプログラミングの初心者を対象に,日本語での問い合わせに対して,日本語とメニューを併用してプログラム例と説明を中心としたプログラミング知識を提示する。我々は,オブジェクト指向言語による知識表現とオブジェクトのネットワークの操作技術,及び,単語間の意味/関係付け情報を用いた自然言語解析技術を考案し,これら技術により実現した諸機能について既に報告した。本稿では,Lisp-PALのシステム概要,実用上の問題点とそれらを解決した技術,及び,モニタによる評価結果ついて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
-
小川 知也
富士通研究所
-
上原 三八
富士通研究所
-
小川 知也
(株)富士通研究所
-
上原 三八
(株)富士通研究所ソフトウェア研究部
-
上原 三八
株式会社富士通研究所
-
西岡 里枝子
(株)富士通研究所
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