大規模共同作業支援のためのモデル化と実現アーキテクチャ (<小特集>コンカレント・コラボレーション技術論文小特集)
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概要
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企業ではインターネットを活用した, 新しい業務活動を支援可能な分散企業情報システムを渇望している. そこでは複雑な作業を容易に行い, かつ重要な情報を確実に共有するシステムが求められている. 更に複数部門で既に稼動する各種サーバシステムの連携や, 業務活動モデルの明確化と迅速な変更, といった従来のグループウェア機能やシステム構築法では対処できない要件が顕著となっている. 本論文は, 今後の企業レベルの共同作業支援に焦点を当てて, 作業効率化のためのアプローチとしてツールやファイルを隠ぺいする「タスク統合」とクリティカルな情報を発生時に通知する「積極的情報共有」の概念を提案すると共に, これらの要件を満たすシステムを実現するための基盤となる企業モデル化, ビジネスオブジェクトに基づくソフトウェアアーキテクチャを述べる. また, 試作システムとその効果について説明する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-25
著者
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