事務処理プログラムからの詳細仕様書生成
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概要
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金融システムのような大規模事務処理プログラムはCOBOLで数百万ステップに及ぶ巨大なシステムであり、その保守に用いられる仕様書類も膨大な量になる。これらのシステムで、既に開発が完了しているものでは、その仕様書は大部分が手書きの文書である。このため、実際の作業においては、検索やプログラムとの対応付けに多くの労力が費やされている。こうした仕様書を計算機で管理し、その作業を効率化することで、大規模事務処理プログラムの保守作業の負担をある程度軽減することが期待できる。しかしその前提として、仕様書が計算機で処理できる形式になっている必要がある。単純に既存の仕様書をタイプ入力するのでは、その量が膨大であるためコストが大きく、また、タイプミスの発生等、信頼性の点でも問題がある。このため、COBOLで記述された既存の事務処理プログラムから詳細仕様書を生成するシステムを実現することによって、この問題の解決を図る。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
-
上原 三八
富士通研究所
-
園部 正幸
(株)富士通研究所情報社会科学研究所
-
園部 正幸
(株)富士通研究所
-
上原 三八
(株)富士通研究所ソフトウェア研究部
-
上原 三八
株式会社富士通研究所
-
直田 繁樹
(株)富士通研究所
-
直田 繁樹
富士通
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