ロボット用マルチメディアディスプレイ : 対象指向型モデリングシステム
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概要
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マルチメディアディプレイ(MMD)はロボットの知的遠隔制御を目的とし、(1)テキスト、グラフィックス、TVカメラ画像の3種類の映像情報のスーパインポーズ表示を可能にするマルチメディア機能、(2)マルチウィンドウ、(3)実時間グラフィックス、(4)立体視などを特徴とする高機能ディスプレイである。MMDのグラフィックスアプリケーションのための基本モデル管理システムをLisp上の対象指向型プログラミング機能LEOを用いて記述した(OSはUNIX)。本システムは、既に開発済みのMMDウィンドウ管理システムの下でモデルをMMDに送り、会話的に操作することを可能にする。各々のモデリング要素をオブジェクトとして扱うことによりモデルの直観的理解、クラスの継承による機能拡張が容易となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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