オブジェクト指向分散環境OZ++におけるガベージコレクション

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概要

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オブジェクト指向分散処理環境OZ++では、OZ++言語によるクラスの記述に従って、オブジェクトの生成やオブジェクト間でのメソッド呼び出しが行なわれることにより計算が進む。OZ++言語システムはガベージコレクタを持つ。また、クラスの供給は、ネットワークサービスとして実現されており、オブジェクトの実行/交換メカニズムであるエグゼキュータはクラスの情報を必要に応じて取り寄せる。これらの情報は、効率を上げるため、エグゼキュータ内部にキャッシュされる。本稿では、ガベージオブジェクトの回収とクラス情報のキャッシュの破棄とをガベージコレクションと総称し、エグゼキュータにおけるその実装を報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-03-15

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