植物病原菌の薬剤耐性に関する研究 : 第1報 フェニール酢酸水銀に対する稲熱病菌の耐性について
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概要
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When the causal fungus of rice blast disease, Piricularia oryzae, was cultured on the modified Tochinai-Nakano's synthetic medium containing phenyl mercuric acetate (PMA) for 40 stages (one stage is formed of 20 days culture), the fungus acquired the drug resistance against PMA. (1) The drug resistant fungus develops vigorously on the medium containing phenyl mercuric acetate. The fungus respires more actively and shows far less inhibition of respiration by PMA than the normal fungus. (2) The fungus also shows the resistance against mercuric chloride and phenyl mercuric dinaphthyl methane disulphonate, but not against methoxyethyl mercuric chloride and ethyl mercuric phosphate. (3) Even if the drug resistant fungus is cultured on the normal medium containing no mercury for 5 stages (one stage is formed of 10 days culture), its resistance is not lost.
- 日本植物病理学会の論文
- 1958-12-30
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