最小値関数を用いて適合度を算出するNRA検索アルゴリズムの改善

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概要

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FaginらのNRAアルゴリズムはメタ検索システムにおいて,ユーザからの質問に適合する検索結果のうち,適合度の上位κ件のみを出力するアルゴリズムである(κは定数).メタ検索システムからサブ検索システムヘのアクセス方法をSorted Accessに限定した場合.NRAの計算量は漸近的に最適である.しかし,さらに適合度算出関数を最小値関数に限定する場合にはNRAの計算量か係数レベルで改善できる可能性がFaginらにより指摘されていた.本論文では,適合度算出関数を最小値関数に限定して,NRAの計算量を削減したアルゴリズムを示す.また,単語分散型WWW並列全文検索システムの内部にNRAを適用して行った評価実験により,提案する改善アルゴリズムを用いれば平均検索応答時間を短縮できることを示す.
一般社団法人情報処理学会の論文
2003-09-15

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