3次元血管モデルのX線画像への実時間位置合わせ手法
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概要
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複雑な3次元自由形状剛体の位置・姿勢を、その2次元投影図から高速に算出する一手法を提案する。この手法は、手術前に撮影されたデ-タ(MR Angiogram)から構築された脳血管の3次元モデルを、手術中に撮影されるその血管のX線画像(Digital Subtraction Angiogram)にリアルタイムに重ねあわせるために開発された。初期姿勢が±20度の誤差で与えられる条件のもとで、基本的にICP(Iterative Closest Point)アルゴリズムの発想で3次元モデル上の各点に対応する投影画像上の血管陰影位置を求めるが、3次元モデルの投影形状から算出される適応的な不等方性探索領域を用いることにより、正しくない対応を効果的に除去する。得られる3次元モデル点とその投影位置の仮対応ペアの高正解率に支えられ、2次元投影位置からの3次元位置・姿勢の算出時に、回転行列Rの線形化などが問題なく適用され、高速で頑健な位置あわせを実現している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-11-19
著者
-
喜多 泰代
産業技術総合研究所
-
喜多 泰代
電子技術総合研究所b知能システム部
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喜多 泰代
電子技術総合研究所
-
J.Alison Noble
オックスフォード大学
-
Dale L.Wilson
Dept. of Engineering Science, University of Oxford
-
J.Alison Noble
Dept. of Engineering Science, University of Oxford
-
Dale L.wilson
Dept. Of Engineering Science University Of Oxford
-
J.alison Noble
Univ. Oxford Oxford Gbr
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