尺度空間法による中心線の抽出:尺度空間の特徴量の逆変換とその統合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
尺度空間解析は, 視覚の物理モデルから生まれたものであり, 実際の人間の視覚モデルと関係があるであろうことが指摘されている.D.MarrはDGF(Difference of Gauss Function)による画像中のエッジ抽出モデルに関して数理モデルと人間の認知モデルとの相関性を, 認知科学の立場から詳細に検討した.本研究では, 尺度空間の中に新たな停留点集合として構造線を導入する.さらに, 最適尺度での構造線をノードの記号として持つ構造線木を導入する.この構造線木によって, 濃淡画像に対して画像の部分中心線を定義する.さらに, 部分中心線を構造線木の示す位相構造にしたがって統合した平面上の線画として濃淡画像の中心線を定義する.そして, 提案する手法によって抽出した中心線が, 人間の認知モデルを説明するものかを確認する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-05-27
著者
関連論文
- 音声言語関連大型プロジェクトの現状と将来
- パネル討論 : 音声言語関連大型プロジェクトの現状と将来
- ヒューマンインタフェースシンポジウム2007報告
- F_0モデルによるアクセント句のセグメンテーションの検討(感情音声,韻律,声質,音声生成・知覚,脳機能,一般)
- 1.情報福祉と音声(バリアフリー社会に向けた音声情報処理)
- 視覚障害者のウェブサイトの検索行動に関する考察(福祉と音声処理,一般)
- 福祉と音声研究者
- 視覚障害者のウェブサイトの検索効率と心的負担に関する考察(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
- 視覚障害者のアクセシビリティを考慮した Web ページ作成のためのビルダの検討
- 視覚障害者のアクセシビリティを考慮したWebページ作成のためのビルダの検討(特定領域研究「情報福祉の基礎」)