実験的溶血性貧血に関する研究 : 不完全抗体発生機序を中心に.
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概要
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We have been reported successful production in experimental diphasic anemia with i.e. A and B phases, by transfer of rabbit anti-guineapig red cell serum to guineapigs. In this report, we investigated whether or not the incomplete antibody which could be detected in this experiment was true autoimmune antibody and if so, what the mechanism of its production was. The results obtained coombs test fluorescent antigen and antibody methods showed that hemolysin, agglutinin and incomplete antibodies in the anti-serum transfered into guinea-pigs were specifically combined with red cells of guinea-pigs. In the next step of the experiments, production of antibodies in guinea-pigs against the transfered antibody was demonstrated by means of absorption test with rabbit. γ-globulin, fluorescent antigen and antibody methods with conjugates of rabbit γ-globulin and anti-guinea-pig globulin, and coombs test with rbabit anti-guinea-pig globulin serum. The similar results were obtained by transfer of guinea^pig serum and red cell eluate. Thymectomy of newborn guinea-pig did not exert detectable effect upon this anemia but additional application of glycirrhizine suppressed production of the antibody. In summary, it could be demonstrated that heteroimmune antibody played the most significant role in production of the antibody in this experimental system.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1968-03-28
著者
-
山名 征三
西条中央病院
-
佐藤 元
岡山大 大藤内科
-
森田 実
岡山大学医学部第3内科
-
宮脇 昌二
岡山大学第三内科
-
宮脇 昌二
岡大二内
-
大藤 真
岡山大学医学部第3内科
-
宮脇 昌二
岡山大学医学部第三内科
-
山名 征三
岡山大学医学部第三内科教室
-
佐藤 元
岡山大学医学部大藤内科教室
-
大藤 真
岡山大学医学部内科第三講座
-
山名 征三
岡山大学医学部第3内科教室
-
宮脇 昌二
岡山大学医学部第3内科
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