正常ラットの脊髄局所血流量と炭酸ガス反応性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Regional spinal cord blood flow (rSCBF) in gray matter and its response to CO_2 inhalation were estimated in awake rats at three spinal levels by the hydrogen clearance method and ^<14>C-antipyrine autoradiography. Regional blood flow levels obtained by two methods were well correlated. The gray matter rSCBF values of T-11, T-13 and L-2 levels measured by the hydrogen clearance method were 35.9±3.2, 45.0±43.5 and 46.0±5.2 ml/min/100 g, respectively, and those measured by ^<14>C-antipyrine autoradiography were between 42.2 and 51.3 ml/min/100 g. The rSCBF values in the thoracic gray matter were somewhat lower than those in the lumbar enlargement. The differences of rSCBF values with respect to the spinal levels were small in the white matter (20.7-22.9 ml/min/100 g). By CO_2 gas inhalation the rSCBF increased linearly in proportion to PaCO_2 increase as long as PaCO_2 was below 80-90 mmHg. The effect of CO_2 inhalation on rSCBF was expressed as "percent increase over basal flow against PaCO_2 increase" [△rSCBF/△PaCO_2/rSCBF(PaCO_2=35 mmHg)×100], and the values of T-11, T-13 and L-2 levels were 6.9±0.9, 4.9±1.1 and 7.0±0.4 %/mmHg, respectively.
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1981-12-15
著者
-
加藤 天美
大阪大学脳神経外科
-
早川 徹
大阪大学脳神経外科
-
山田 和雄
大阪大学脳神経外科
-
最上 平太郎
関西労災病院脳神経外科
-
生塩 之敬
大阪大学脳神経外科
-
山田 和雄
名古屋市立大学 脳神経外科
-
池田 宏也
市立伊丹病院脳神経外科
-
最上 平太郎
大阪大学脳神経外科
-
最上 平太郎
大阪大学脳神経外科:大阪脳腫瘍研究班
-
池田 宏也
神戸掖済会病院脳神経外科
関連論文
- 2.CANSナビゲーターの基本操作について
- 内視鏡支援による顕微鏡下脳動脈瘤手術
- 内視鏡下脳室内手術におけるKTPレーザーの使用経験
- Prospective studyよりみた未破裂脳動脈瘤の治療選択 : 動脈瘤サイズによる適応の差異
- 未破裂脳動脈瘤クリッピング術後の中期予後(脳卒中治療の中・長期予後)
- 未破裂脳動脈瘤手術例,非手術例の経過よりみた治療上の問題点(未破裂脳動脈瘤の治療指針)
- 巨大なpetroclival meningiomaにおける気道内圧上昇負荷試験を用いた術中S状静脈洞内圧の測定経験
- 頸動脈高度狭窄病変の本邦治療の現状 : JCASから
- クモ膜下出血
- 全摘出治療後に再発した脳動静脈奇形
- 脳動脈瘤に対するproximal ligation : Digital subtraction angiography, dynamic CT scanによるfollow up
- 幼児期に STA-MCA の吻合術を行ったモヤモヤ病2症例の長期予後
- 第56回日本脳神経外科学会総会講演収録 (平成9年10月22日〜24日, 大阪, 会長 早川徹 : 特別パネルディスカッション 展望「脳神経外科現状の分析と将来への提言」
- 頚動脈内膜剥離標本における接着因子(ICAM-1, VCAM-1, E-Selectin)の検討
- 脳虚血におけるサイトカイン・神経栄養因子の役割
- 顔面神経の修復再生過程とGLAST mRNAの発現
- Schwann 細胞移植による損傷顔面神経の再生促進
- Changes in growth inhibitory factor mRNA expression compared with those in c-jun mRNA expression following facial nerve transection
- Expression of growth inhibitory factor mRNA following cortical injury in rat
- S2-2 小児難治てんかんの外科治療(てんかん臨床のトピックス,シンポジウム2,第40回 日本てんかん学会)
- 機能的大脳半球切除術(PA-2 てんかんの外科治療-適応と pitfall 回避法, 第25回 日本脳神経外科コングレス総会)
- 光学式/磁場式ハイブリッド型ナビゲーション顕微鏡システムの開発
- 会長コメント
- Cross-face nerve transplantationによる外傷性顔面神経麻痺の再建例
- 脳腫瘍の治療効果判定基準について
- 中大脳動脈M2部以遠の急性期血栓溶解療法
- 両側頚動脈閉塞に伴う巨大脳動脈瘤を合併した大動脈炎症候群の1例 : 日本循環器学会第69回近畿地方会
- 難治性疼痛の外科的治療
- テント上病変のみを呈した髄膜脳炎型神経サルコイドーシスの一例
- O1-36 定位的ラジオ波焼灼術で、てんかん発作および行動異常が改善した視床下部過誤腫の1例(症例報告,一般演題(口演),第40回 日本てんかん学会)
- 両側視床下核刺激療法が遂行機能に及ぼす影響についての検討
- 寝たきり状態の重症パーキンソン病に対する視床下核刺激療法の効果
- 75歳以上の高齢者パーキンソン病に対する視床下核刺激療法の適応についての再考
- パーキンソン病の姿勢異常に対する脳深部刺激術の効果
- THALAMIC BLOOD FLOW CHANGE INDUCED BY SUBTHALAMIC DEEP BRAIN STIMULATION IN PARKINSON'S DISEASE
- 神経細胞接着分子L1による損傷視神経再生効果の検討
- 悪性グリオーマにおけるmouse double minute 2(mdm2)遺伝子の発現 : その頻度と意義
- 塩酸ビフェメランによる内分泌器官老化退縮の予防
- D120 脊髄髄膜瘤に胎児水頭症例を併発した12症例における5年経過の臨床的総括
- 2.CANSナビゲータの基本操作について
- 両側性外傷性内顯動脈海綿静脈洞瘻の1例 : Detachable balloonによる治療経験
- グリオーマ患者におけるγ-interferon産生障害
- 3F22 脊髄腫瘍脂肪腫 : 乳幼児手術36症例における検討
- 37.Lipomyelomeningocele 症例における術中肛門内圧測定の経験(第22回日本小児消化管機能研究会)
- G22 低出生体重児の脳室内出血後水頭症に対する外科治療 : 長期follow upとその問題点
- V35 胎児中枢神経系疾患 : 早期娩出・出生後治療とその臨床経過
- 排尿の神経支配について : (1) 特別講演
- 下垂体腺腫例の内分泌学的検索 : 治療前より治療後長期follow upにおける下垂体機能障害の変遷について
- 54. 脳外科重症管理のためのインテリジェントモニタの開発
- 頑痛症に対する定位帯状束切截術(Anterior Cingulumotomy)の臨床経験
- 総頸動脈閉塞性病変に対する外科的治療経験
- Er:YAG レーザー照射と回転切削器による骨切削における組織温度上昇の比較
- 1A-1 てんかん焦点切除術へのCANS navigator(脳手術支援ナビゲーションシステム)の応用
- ヒト髄芽腫培養細胞の主要組織適合抗原の発現
- IID-2 興奮性アミノ酸誘発けいれん時における脳組織間質液中adenosineの変化 : 脳微小透析法を用いたラット海馬での検討
- IIA-5 難治性てんかんに対する脳梁離断術の2症例
- 胸郭出口症候群 : 術前造影検査と手術選択
- 脊髄クモ膜嚢腫の1例
- ミニコンピューターによる頭蓋内圧関連データの総合的表示
- Reserpine による抗癌剤増強作用 : Rescrpine の ACNU耐性ラットグリオーマ細胞におけるACNU増強作用
- 脊髄多発性硬膜外〓腫の1例
- 術後血管写上でのSTA-MCAバイパス血流分布領域 : Single anastomosis か double anastomosis か
- Carotid-ophthalmic aneurysmの手術 : 手術到達法の選択について
- Meningeal gliomatosisモデルと化学療法
- I-A-29 ソマトスタチンを保持するヒトグリオーマ細胞株の一例
- 巨大epitheliun-lined cystの新生児例 : いわゆるependymal cystについての考察
- 転移性脊髄硬膜外腫瘍による脊髄循環障害 : 脊髄局所血流量および炭酸ガス反応性の障害と病態との相関
- 正常ラットの脊髄局所血流量と炭酸ガス反応性
- CTシステルノグラフィの数値解析
- シ-5 肺癌脳転移の治療
- 脳腫瘍の化学療法 (癌の化学療法1981) -- (各種固型癌の化学療法)
- 痛みに対する非破壊的経皮電気刺激療法の臨床経験
- ホルモン分泌性下垂体腺腫(成長ホルモン過剰症及びプロラクチン過剰症)の臨床的問題点
- 小脳膿瘍を併発した真珠腫性中耳炎例
- ニトロソウレア系制癌剤による脳腫瘍の化学療法 : -放射線併用による治療効果の増強-
- Digital subtraction angiogtaphyによる血行再建術前後の血行動態の評価
- 腰部脊柱管狭窄症に対する片側進入拡大開窓及び両側椎間関節内側切除及び椎間孔開放術
- 「トルコ鞍近傍部腫瘍症例の気脳撮影における所見」
- 医学・生物学におけるレ-ザ-の応用
- グリオ-マの転移と予後 (悪性脳腫瘍の病態生理)
- SE-3-4 脳神経外科画像誘導ナビゲーション手術
- 悪性グリオーマにおける第9p番および第17番染色体異常と腫瘍増殖能
- 定位的ラジオ波焼灼術により、てんかん発作および情動障害が改善した視床下部過誤腫の1例
- Heterotopic gray matterの1例
- 求心路遮断痛に対する一次運動野刺激療法の除痛機序
- パ-キンソン氏病に対する定位的視床手術 (パ-キンソン症候群)
- 脳神経外科の立場から (肺癌の脳転移--原発性肺癌患者(肺癌に関しては切除可能)に脳転移の疑われる場合(手術適応と術式の選択)) -- (診断・治療方針と手術適応)
- 160 胎児中枢神経系疾患 : 早期娩出後の脳神経外科的対応について
- V-35 脊髄髄膜瘤 : Immediate or delayed back closureに関する見解の歴史的変遷と私たちの提案
- 脳腫瘍の化学療法と血脳関門
- 硬膜外腫瘍による脊髄圧迫の実験的研究 : 特に脊髄浮腫について
- トルコ鞍近傍の手術の際の発光ダイオ-ド光誘発電位
- 1B1-15 けいれん発作前後の脳組織間質液中adenosine濃度とその役割
- 1B1-14 脳微小透析法を用いたpotassium誘発てんかん実験モデル
- 機能負荷SPECTとMRI重ね合わせによる大脳感覚運動野, 視覚野の同定
- 顕微鏡手術支援システムの開発
- 15. 椎骨動脈瘤に対する Proximal Ligation:-Ligationの部位と手術成績・予後との関連について-
- 9. 内頸動脈瘤に対する Proximal Ligation:-術中,術後の問題と検査法-
- 67. 巨大内頸動脈瘤に対する内頸動脈結紮EC-ICバイパス併用手術における術中血管内圧, 脳表血流量測定の意義
- Evaluation of cerebral hemodynamics in neonates with intracranial hemorrhage by color Doppler ultrasonography