看護職の専門職性を構成する概念
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概要
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近年の看護職の向上はめざましく、専門職(profession)として認められるべく、努力がなされている。看護職が専門職として認められるためには、看護職としての専門職性(professinalism)を発揮することが必須となる。そのためには看護職の専門職性の概念を明らかにしておくことが重要である。そこで、日本看護協会の「看護制度検討会報告書」の中の「21世紀に向かって期待される看護職者」、「看護師の倫理規定」、日本看護系大学協議会の「期待される看護専門職像」、名越のまとめた「専門職の構成要件」を概観し、「看護職の専門職性」を構成する概念についてまとめた。その結果、【1.クライエントの総合的理解】【2.専門的知識と技術に基づく看護実践】【3.問題解決能力】【4.専門職としての成長】【5.患者の権利の尊重と擁護】【6.他職種との連携、リーダーシップ能力】【7.社会的責任】【8.専門職としての自律性】という8つの下位概念を抽出した。
- 弘前大学の論文
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