抗てんかん薬のTDM業務の実際
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概要
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The frequencies of prescription and drug assay for routine therapeutic drug monitoring of antiepileptics were surveyed for a year from May, 1984 to April, 1985. This was the first year at which the routine therapeutic drug monitoring was started in our hospital. The results obtained were compared with those of more recent surveys. The antiepileptics examined were phenobarbital, phenytoin, carbamazepine, valproic acid, primidone, and ethosuximide. The annual number of drug assays was 2,617 for the first year and 2,748 in the following year. More than 85% of the annual drug assays were from the clinic of pediatrics and more than 90% of the assay were from outpatients. The prescription frequency of these antiepileptics ((prescription number of the drugs/total prescription number)×100) was examined in outpatients and the result was 6.21% for the first year. This showed similar value to 6.94% of February, 1987. The frequency of multiple antiepileptic medications (more than three different drugs) was 11.06, 9.25, and 9.01% for the first year, the following year, and February, 1987, respectively. This shows improved prescription of the drugs, that is, multiple medications were replaced with monotherapy. Moreover, a good correlation between monthly prescription frequency and number of assays for the drugs was obtained (n=6, r=0.943,p<0.01). Through these surveys, we might be able to discuss about the effects of therapeutic drug monitoring on antiepileptic medications.
- 日本医療薬学会の論文
- 1988-10-20
著者
-
長谷川 雅哉
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
小倉 庸蔵
名古屋大学医学部附属病院薬学部
-
上能 伊公雄
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
北澤 式文
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
上能 伊公雄
市立岸和田市民病院薬剤部
-
篠田 正彦
名古屋大学大学院医学系研究科医療薬学医学部附属病院薬剤部
-
上能 伊公雄
玉造厚生年金病院
-
前田 雅子
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
加藤 小織
名古屋大学医学部薬剤部
-
加藤 小織
名大医医療薬学附属病院薬剤部
-
長谷川 雅哉
名古屋大学医学部附属病院 薬剤部
-
北沢 式文
京都大学医学部附属病院薬剤部
-
加藤 昌幸
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
恒川 典子
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
北澤 式文
日本病院薬剤師会
-
上能 伊公雄
名古屋大学医学部附属病院 薬剤
-
小倉 庸蔵
名古屋大学医学部附属病院 薬剤
-
北沢 式文
慶応義塾大学医学部附属病院 薬剤
-
北澤 式文
名古屋大学医学部付属病院薬剤部
-
上能 伊公雄
名古屋大学医学部薬剤部
-
小倉 庸蔵
名古屋大学医学部医療薬学附属病院薬剤部
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