低用量タクロリムス分包品の調製方法の確立
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概要
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Doses of tacrolimus less than the standard dose (0.5mg) have often been prescribed for pediatric transplant patients. When preparing 0.1mg tacrolimus in a package, 13mg (contain 0.1mg tacrolimus) was used with a 0.5mg Prograf【○!R capsule (the total amount of 65mg), and then it was packaged by hand. However, it is difficult to prepare such drugs for many transplant patients, since this method is very complicated. Therefore, we examined how to prepare low dose packages of tacrolimus package easily and correctly without making any packaging errors. To reduce any preparation errors, the bulk of tacrolimus was increased by mixing it with lactose. The contents of tacrolimus in the prepared package and the blood of patient were measured using the microparticle enzyme immunoassay (IMX). When mixing the medicine and lactose, the mixing errors using a sieve were fewer than when using a mortar and pestle. Regarding package errors (CV), packaging by hand resulted in fewer errors than when using an automatic packaging machine. Moreover, the preparation time of packaging significantly decreased when using this method, in comparison to the conventional method, and no difference was found in the blood concentration of tacrolimus in pediatric liver transplant patients, who took the medicine prepared by both conventional and the present methods. Therefore, when drugs need to be packaged at doses lower than the standard doses, such drugs should be mixed by a sieve and then be packed by hand to reduce preparation errors.
- 日本医療薬学会の論文
- 2003-06-10
著者
-
永井 拓
名古屋大学 大学院医学系研究科 臨床薬物情報学講座 医療薬学
-
安藤 久實
名古屋大学医学部附属病院小児外科
-
杉浦 伸一
名古屋大学医学部附属病院医療経営管理部
-
鍋島 俊隆
名古屋大学大学院医学系研究科医療薬学・附属病院薬剤部
-
渡辺 芳夫
名古屋大学分院外科
-
野田 幸裕
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
野田 幸裕
名城大学大学院薬学研究科病態解析学I
-
杉浦 伸一
名古屋大学医学部附属医療経営管理部
-
杉浦 伸一
名古屋大学医学部
-
渡辺 芳夫
あいち小児保健医療総合センター小児外科
-
小林 智美
名古屋大学医学部附属病院薬学部
-
小倉 庸蔵
名古屋大学医学部附属病院薬学部
-
渡辺 芳夫
大垣市民病院 外科
-
渡辺 芳夫
名古屋大学 医研究 機能構築医
-
野田 幸裕
名古屋大学医学部附属病院 薬剤部
-
小林 智美
名古屋大学大学院医学系研究科医療薬学・医学部附属病院薬剤部
-
安藤 久實
名古屋大学 放射線
-
野田 幸裕
名古屋大学 大学院 医学系研究科 医療薬学 医学部附属病院 薬剤部
-
鍋島 俊隆
名古屋大学
-
杉浦 伸一
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
小倉 庸蔵
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
小倉 庸蔵
名古屋大学医学部附属病院 薬剤
-
小倉 庸蔵
名古屋大学医学部医療薬学附属病院薬剤部
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