ぜい性材料の超精密研削技術の研究 : 超精密研削装置の試作
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概要
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The present paper deals with a ductile mode ultraprecision grinding equipment, which is developed for industrially realizing crack free grinding of semiconductor materials with high shape accuracy. This equipment is composed of ultraprecision systems such as force-operated linear actuator, composite bearing guideway mechanism, stationary spindle structure, 10 nm resolution feedback NC control and so on. By these systems, inching resolution of the grinding wheel head reached 10 nm, and the loop stiffness between grinding axis and rotary-table is 150 N/μm. The thickness of dislocation layer remained on the ground silicon wafer is about 0.5 μm. It is confirmed that there are no cracks remaining under the ground surface from SAM (scanning Acoustic Microscope) observations. On the other hand, in case of conventional precision grinding machine, many cracks were observed along grinding marks. The LTV (Local Thickness Variation ) which describes local flatness for all cells is under 0.4 μm. The TTV (Total Thickness Variation) which describes global flatness is 0.55μm.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1993-12-05
著者
-
阿部 耕三
新日本製鐵(株)
-
宮下 政和
足利工業大学
-
阿部 耕三
スーパーシリコン研究所
-
安永 暢男
東海大学工学部精密工学科
-
吉岡 潤一
(株)日進超精密技術研究所
-
大東 聖昌
(株)日進機械製作所
-
大東 聖昌
三和ニードルベアリング
-
宮下 政和
ナノテック研
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