内科疾患におけるTranquilizer効果の検討 : 臨床効果評価法の研究とDiazepam(Cercine)の影響吟味
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概要
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A composite method of evaluation of the clinical effects of tranquilizers was devised, in which Taylor's manifest anxiety scale (MAS), mecholyl response types and clinical courses of target symptoms, as judged with the double blind technique, were taken as criteria.The method was applied for the evaluation of clinichi effects of Diazepam given to 20 patients sulfering from either various psychosomatic diseasde or other conditions including carcinoma of the stomach.According to the present method of evaluation, Diazepam was effective in 55% of cases, where the improvements of the target clinical symptoms satisfactorily paralleled the stabilizations of the results of psychological surveys and of autonomic nervous functions. Of the target symptoms, those originating from anxiety conditions were found to improve in 80% of cases, althrough the effect of Diazepam was not necessarily relevant in cases where chlodiazepoxide was ineffective.In cases whose MAS scores were high and whose mecholyl response types were abnormal, and also in emotionally stable cases whose MAS scores were less than 15 points, the effect of Diazepam was limited.In general, however, reduction of MAS points and normalization of mecholyl response types paralleled the improvements of the target symptoms.Thus simultaneous observations of MAS and metholyl test afford significant means for the evaluation of clinical effects of tranquilizing agents.
- 日本心身医学会の論文
著者
-
和田 武雄
札幌医大第1内科
-
奥瀬 哲
札幌医科大学第一内科
-
和田 武雄
札幌医科大学内科学第一講座
-
三原 藤正
函館五稜廓病院内科
-
西尾 英昭
札幌医科大学内科学第1講座
-
藤田 伊久雄
札幌医科大学内科学第1講座
-
森田 益聿
札幌医科大学内科学第1講座
-
三原 藤正
札幌医科大学内科学第1講座
-
前田 貫
札幌医科大学内科学第1講座
-
高橋 陽
札幌医科大学内科学第1講座
-
奥瀬 哲
札幌医科大学内科学教室
-
和田 武雄
札幌医科大学
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