看護女子学生と看護以外を専攻する女子学生の共依存傾向について
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概要
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看護職を選択する人に共依存傾向があるといわれていることから,看護を選択した女子学生129名と,看護以外の学科を選択した女子学生134名を対象に,今後の学生指導に役立てることを目的として,学生本人の育てられ方や共依存傾向の実態を調査し,以下の知見が得られた。1.看護学生と看護以外の学生の入学直後の生活背景では,大きな差はなかった。2.入学時では看護学生と看護以外の学生の,共依存傾向に大きな差はみられなかった。3.看護学生と看護以外の学生の,母親の育児姿勢と,本人の共依存傾向の関連はなかった。4.看護学生の,看護職を選択した理由を,共依存的群と非共依存的群に分類し,母の育児姿勢,本人の共依存傾向について比較した結果,共依存的群の得点が有意に高かった。
- 順天堂大学の論文
- 2000-03-29
著者
-
荒賀 直子
順天堂医療短期大学
-
荒賀 直子
順天堂大学 医療看護学部
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荒賀 直子
徳島大学 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部地域看護学分野
-
山口 忍
順天堂医療短期大学地域看護学
-
山口 忍
順天堂医療短期大学
-
荒賀 直子
順天堂大学医療看護学部
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