<報告>地域看護学専攻における保健師教育の検討 : 修了生の調査から
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概要
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**本専攻科修了生157名を対象に修了後から現在までの動向,保健師活動の現状,本専攻科の教育への提言について調査した結果,回答者の9割以上は現任として働いており,そのうち7割弱が保健師として働いていることが明らかになった。現任の保健師活動の中では業務内容が多様化し予防活動や保健活動に従事する時間が減少し保健師職の専門性をどのように発揮できるのか悩んでいることが明確になった。また卒後教育等の充実を望む意見も多かった。本学の教育への提言内容は多岐にわたっているが,人の生活を把握する視点や人とのコミュニケーションを諮るといった感性を高める教育,実習期間の増加,福祉への視点を拡大すること等,今後の保健師活動に必要な教育内容が示された。また卒後のフォロー体制を望む意見も散見され,これらのことから今後の教育への示唆を得た。
- 2003-03-29
著者
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