健康教育の実施評価と本専攻生の保健行動の関係
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概要
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本専攻生に地区活動としての健康教育を学ばせるための教育方法について,検討した。今回は,学生自身の日常生活における保健行動を測定し,健康教育実施時の評価得点との関連を明らかにした。この結果から教育方法の中でも特に教員の指導姿勢について以下の知見を得た。1.教員が,学生一人一人の背景や日常生活における予防的保健行動の実態を早期に把握する。2.教員は,学生自身が,自らの健康を意識するような関わりをもつ。3.教員は,学生自身が,自らの健康や保健行動を基に,地域で生活する人々の保健行動を把握することを学べるよう配慮する。今後は,学生自身がこの過程からえた学びを最大限に活用し,実践できるための具体的な教授方法についての検討が必要である。
- 順天堂大学の論文
- 1997-03-29
著者
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