保健婦学生の食生活におけるセルフケア行動を高めるための要因とその分析
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概要
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本学生の食生活におけるセルフケア行動を高めるための教育方法について検討するために,学生の食生活・食行動を捉え,実習を通して援助・指導の体験をさせた。その結果,(1)本学生の食生活における背景は様々であり,家庭での調理については幼児期から参加した者もいれば今だに参加していない者もいる。そして参加開始のきっかけは時期によって異なる。(2)学生の食生活・食行動には改善すべき点がある。(3)対象に援助・指導をするという相互作用において学生は成長することがわかった。以上のことから、次の4点が重要であることが示唆された。(1)教員が学生の生活特性や食生活を営む力を把握すること(2)学生が自分自身の食生活・食行動を知ること(3)対象の食生活・食行動を捉える視点を養うこと(4)対象との相互作用において学生が学び得たものを行動に結び付けること
- 順天堂大学の論文
- 1995-03-25
著者
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