「読み書き特別教育」コース報告
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概要
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日本語学習者の多様化に伴い,漢字の教育を重点的に行うべき学習者群が現われてきた。この学習者群に対応するため,一学期(10週間)で教育漢字(1006字)+3字を学習するコースを企画した。教材には『ICU初級日本語・漢字』(400字)と分野別熟語集(609字)を用い,週8時間の漢字熟語のクラスと週2時間の読解のクラスという構成で進めた。学期終了後の考察で,秋のプレースメントテストのComprehensive Testの成績が高いものほど漢字の定着度が高いという傾向が見られ,次年度にはプレースメントテストの文法と聴解の成績が中級後半以上の者に対象を絞ることが検討されている。また,漢字の字数を減らして読みと作文の時間を増やしながら,漢字の運用面にも気を配っていく必要性も指摘できる。
- 国際基督教大学の論文
- 1995-03-31
著者
-
丸山 千歌
横浜国立大学留学生センター
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小澤 伊久美
国際基督教大学教養学部
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小川 貴士
国際基督教大学日本語教育課程
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小川 貴士
Icu日本語教育課程
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江崎 祐子
国際基督教大学
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駒井 利江
国際基督教大学
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丸山 千歌
国際基督教大学
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小澤 伊久美
国際基督教大学
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