<論文>英語の接尾辞"-tic"の訳語「〜的」について : 『中央公論』1962年11月号の場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在の用法での「〜的」という語は英語からの影響を受け明治十年ごろから使われ始めたようである。ここ100年のうちに急速に使用が広まった「〜的」を調べることは現代日本語の特質を把握することに通じるものと思われる。本稿は,一世代前の1962年の雑誌から抽出された「〜的」を,「〜的」と話題との関係,「〜的」の語種や表記との関係,語の意味との関係などの観点から分析しその使用状況を明らかにする。
- 1997-03-31
著者
関連論文
- 日本語学習者と読解教材のインタラクションの解明に向けた縦断的調査--PAC分析を研究手法として
- 国際化戦略としての英語 : 東京大学短期交換留学プログラムの事例
- PAC分析におけるフェイスシートの開発に向けた課題 : 日本語教材と学習者のインタラクションの解明に向けた研究のために
- プレイスメント・テストと学部中級日本語クラスに関する報告
- 「読み書き特別教育」コース報告
- 日本語教科書に見られるステレオタイプを日本語教師はどうとらえたか--多様な日本語学習者への実践経験を持つ日本語教師へのパイロットスタディ
- PAC分析における好ましい統計処理とは--ソフトウェアによってデンドログラムが相違する問題への対処のために
- 実践報告 専門教員と学習者へのニーズ調査に基づいた書き方指導--論文執筆の準備段階としての指導
- 日本と海外の日本語教育機関の教育連携の模索--短期交換留学プログラムの学習者アンケートから
- 短期留学プログラム日本語教育の課題 : 海外の日本語教育プログラムとの連携
- ある若手日本語教師の海外派遣前後の意識の変容--非母語話者日本語教師との協働に関するPAC分析インタビューより
- 英語の接尾辞"-tic"の訳語「〜的」について : 『中央公論』1962年11月号の場合
- 日本語学習者が日本語読解教材から受ける影響 : 読解内容を知る上でのPAC分析法の有効性
- しなやかに前進しつづける「殿」、石川先生
- 学部留学生に対する日本語教育改革試案 : プレイスメント・テストの試行と中級日本語クラスの報告
- 日本語教育の現状と課題--学部留学生対象の日本語教育を中心に (特集1 留学生と日本語教育)
- グローバルスタンダードに向けての国際理解教育システム構築のための実地調査 : 短期留学国際プログラムを中心として
- 学部留学生の日本語力に関する報告 : 中級者に対する試みと提案
- 日本留学試験実施前の学部留学生の日本語(書き方)の課題
- 地域共同体への所属意識と言語変化