ニホンナシのカルス形成における諸条件の検討
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概要
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ニホンナシ,'長十郎'の茎葉からのカルス形成について培養条件等の検討を行った。カルス形成は使用した5種類のオーキシン全てにみられたが,中でも4FA 1.0ppm及び2,4-D 0.1ppmが良い結果を示した。また,2,4-DにBAPを添加するとカルス形成が促進された。その場合,カルス新鮮重は,2,4-D 0.1ppmにBAP 0.1ppm添加区において最も大であった。茎の先端部より基部側の外植体においてカルスが多く形成された。8種類の基本培地では,MS,LS,修正MS及びWPM培地においてカルス形成が良好であった。修正MS培地での窒素,ショ糖,無機塩濃度の影響について調べた結果,茎葉共にカルス誘導には各々基本組成が最適であった。活性炭の培地への添加はカルス形成を抑えた。
- 神戸大学の論文
著者
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中西 テツ
神戸大学農学部
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中西 テツ
神戸大農学部
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中西 テツ
神戸大学農学部植物資源学科
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中西 テツ
神戸大農
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河合 義隆
神戸大学農学部
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一井 隆夫
神戸大学農学部
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一井 隆夫
神戸大 農
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綿田 圭一
神戸大学農学部
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