HALLEY彗星のION TAILの擾乱とさきがけで観測された太陽風構造(I) : さきがけ磁場観測と太陽圏構造
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概要
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In order to study the interaction between the solar wind measured by Sakigake and ion tail disturbances of comet Halley, more than 500 photographs of the comet taken on the ground during this apparition are surveyed. The focus of the present sutdy is the December 31,1985,event, when various types of disturbances occurred, including an outstanding disconnection event (DE)-like knot. Analysis of the Sakigake/IMF data reveals that comet Halley did not encounter the heliospheric neutral sheet on that day, demanding a new explanation for the DE-like event, different from the Niedner-Brandt model. During this event the comet encountered a high-speed solar wind stream from a coronal hole tongue of the sun. The event can be explained by a dynamic pressure model, according to which the DE-like plasmoid was caused by a sudden increase in the dynamic pressure of the solar wind. A result of a computer simulation is found to support this interpretation. The above-stated results were briefly reported already in Geophysical Research Letters. The present work is to report these in detail by separating these into three parts; I, II, and III. (Since different researchers contributed different parts in this detailed work, this is divided into the three parts.) In Part I, the heliospheric structure is obtained from the Sakigake/IMF observation.
- 宇宙航空研究開発機構の論文
著者
-
中川 朋子
東北工業大学通信工学科
-
小山 孝一郎
宇宙科学研究所
-
小山 孝一郎
台湾国立中央大学
-
斎藤 尚生
東北大学理学部
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伊藤 富造
宇宙科学研究所
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湯元 清文
九州大学理学部
-
小山 孝一郎
宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部
-
平尾 邦雄
東海大学工学部
-
湯元 清文
東北大学理学部
-
斎藤 尚生
東北大 理
-
中川 朋子
東北大学理学部
-
平尾 邦男
東海大学工学部
-
小島 正宣
名古屋大学空電研究所
-
斉藤 尚生
東北大学理学部付属女川地磁気観測所
-
小島 正宣
名古屋大学太陽地球環境研究所
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