惑星および地球磁気圏の撮像の可能性について
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概要
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プラズマを用いた磁気圏撮像の可能性を定量的に推定するため, 惑星磁気圏プラズマ(O^+, He^+)による太陽光の共鳴散乱強度を試算すると, 視野角1°×1°, 望遠鏡効率1%とした場合, 地球の電離層下部で1cm^2あたり最大光子数10^2個/秒, プラズマ圏で最大0.3個/秒の受光量がHe^+の共鳴線で観測できると予想される。これは惑星間空間のプラズマによる散乱光強度に対し充分な明るさであり, 撮像観測の可能性を示すものである。金星や火星の場合, プラズマ雲やエスケーピングイオンなどの構造を見るためには, 地球電離層を見る場合の3桁以上の集光力が必要となる。
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