<原著>男子看護学生の母性看護実習のあり方 : 産褥期にある対象への看護実践を通しての検討
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概要
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少産時代を迎え周産期の母子への看護体験が困難になっている現在,さらに男子学生の実習内容においては,カリキュラム改正後各学校差があり試行錯誤の状態である。今回男子学生1名の1994年11月28日から12月16日までの母性看護実習を通して,実習のあり方を考察した。実習中,学生は緊張や戸惑いが,随所に見られたが保健指導を通して受け持ち対象とよい関係ができた。このような状況から,母子看護実習は男性という性差ばかりに目をむけず,個別性としてとらえ配慮することが大切ではないかと考える。学生自身にも専門職としての意識と学習意欲を向上させ,母性に対してよいイメージを持たせるように関わる必要があり,そのためには臨床側との打ち合わせと学生への効果的なオリエンテーション,知識・技術の強化が重要になってくると考える。
- 1995-04-01
著者
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