魚類筋原線維ATPaseの生化学的研究〔魚類筋原線維に関する研究-1-〕
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概要
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Myofibrils were prepared from the skeletal muscle of some fish species according to the original method of YANG et al. In order to eliminate the contamination-debrils of mitochondrial, sarcolemmal and sarcoplasmic reticulum membranes, myofibrils were treated with a buffer solution containing 1% Triton X-100. 1) Among myofibrils prepared from the several kinds of fish, no remarkable difference was observed by phase-microscopy. 2) The biochemical properties of myofibrillar ATPase such as activation by Ca2+ as well as Mg2+, KCl concentration dependency, and pH activation were essentially the same as those of rabbit skeletal myofibrils. 3) Judging from the inhibition rate of myofibrillar ATPase by azide, quinidine and ouabain it was confirmed that the myofibril preparation in this experiment was virtually free from the membranal contamination mentioned above. 4) The rate constant for the first order reaction in the inactivation of myofibrillar Ca2+-ATPase at 35°C and pH 7.0 showed that suspensions of myofibrils in 0.1M KCl were 2-3 times more stable than those in 0.6M KCl, the stability of myofibrils in 0.6M KCl coinciding with that of actomyosin in the same salt solution. 5) Fish myofibril was proved to be useful for the investigation of fish muscle denaturation because it has a myofibrillar structure and can be prepared more easily than actomyosin.
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