Aeromonas salmonicidaの菌体外産生物質に対するエゾイワナの液性免疫応答〔英文〕
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概要
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White-spotted char Salvelinus leucomaenis were immunized intramuscularly with Aeromonas salmonicida extracellular products (ECP). By immunization two or three times at four week intervals, the serum agglutinating antibody titers at twelve weeks after the first immunization were raised ranging from 1:128 to 1:512 or from 1:512 to 1:4, 096 respectively. Disc electrophoretic analysis did not show any difference in the protein composition between im-munized and non-immunized fish sera. By immunodiffusion analysis, char anti-ECP sera formed a single precipitating line against ECP and salmolysin. The component protein of the char antisera, which reacted to ECP, also formed a single precipitating line against ECP in β to γ-globulin region by immunoelectrophoresis. The antiserum was separated into three frac-tions by gel filtration on Sepharose 6B, and antibody activity was found in early eluate of the second peak with Kav of 0.4 to 0.6. The results indicate that salmolysin, which is included in ECP, possesses high immunogenicity to white-spotted char.
- 日本水産學會の論文
著者
-
高橋 幸則
水産大学校生物生産学科
-
河原 栄二郎
Laboratory Of Aquatic Microbiology School Of Fisheries Science Kitasato University Sanriku
-
野村 節三
北里大学水産学部水産微生物学講座
-
河原 栄二郎
北里大学水産学部
-
稲荷森 輝明
岩手県内水面水産試験場
-
高橋 幸則
水産大学校増殖学科
-
野村 節三
北里大学水産学部
-
高橋 幸則
水産大学校 生物生産学科
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